日本居住福祉学会2016年度第16回全国大会は5月21日(土)と22日(日)の両日、大阪市住吉区杉本3丁目の大阪市立大学高原記念館学友ホール(総会とシンポジウム)と同市北区中崎町の同大学都市研究プラザ豊崎プラザ(現地視察)で開催される。(高原記念館はJR阪和線杉本町駅から徒歩5分、杉本キャンパス南側=大学本部のある1号館そば

●野口定久教授の記念講演「居住福祉研究の現代的課題」など(21日)

21日は、午前10時から正午まで研究発表。午後1時から総会(居住福祉賞の贈呈式と受賞者の記念あいさつなど)。午後2時から日本福祉大学の野口定久教授の記念講演「居住福祉研究の現代的課題」。午後3時からのシンポジウムは「現代社会と居住福祉の課題」。大阪市大大学院創造都市研究科の弘田洋二教授が「子どもの貧困」、同大学院生活科学研究科の岩間伸之教授が「生活困窮者」、それぞれの居住福祉の課題について。東日本大震災県外避難者西日本連絡会(まるっと西日本)の古部真由美・代表世話人は「東日本大震災県外避難者への住宅支援における課題」について発表し討論。モデレーターは吉田邦彦・北海道大教授。懇親会は、午後6時~8時、同大学学術情報総合センター1階「野のはな」で。

●大阪・中崎町の改修した長屋などを現地視察(22日)

22日は、午後1時に大阪市営地下鉄谷町線中崎町改札前に集合。大正中期から末期にかけて建設された一戸建ての主屋と長屋建ての旧借家を改修した「豊崎プラザ」を午後5時まで視察する。隣接地に中崎町の長屋建築群があり、それらと連携した古民家の保存活用活動が進む現場である。

●大会参加費3千円、懇親会参加費3500円。

●参加申込みは、参加申込書(別紙)に出欠等を記入の上、日本居住福祉学会事務局にFAX(06-6605-3086)かEメール(nomura@life.osaka-cu.ac.jp5月10日に締め切りを延ばしました。

問い合わせは、野村恭代事務局長(電話06-6605-2913、大阪市立大学大学院生活科学研究科野村研究室)へ。

参加申込書