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日本居住福祉学会2018年度第18回全国大会(6月3日、大阪)について

 

◎早川和男会長の会長退任の記念講演(午後2時)など

日本居住福祉学会は、2001年に発足した「住まい(居住)は福祉と人権を支える基盤である」という考え方から研究と実践活動をしてきた市民参加型の学会です。日中韓居住問題国際会議を持ち回りでほぼ毎年開催してきました。本学会を立ち上げ「居住福祉」「居住福祉資源」「居住福祉産業」などの概念を提唱し、社会福祉や不動産をはじめとする各界に大きな影響を与えた早川和男・神戸大学名誉教授が18年間務めてきた会長を退き、名誉会長になります。これを機会に、早川教授の学問への取り組み方や研究の本質を学ぶ記念講演「学問の課題と方法」を開催します。6月3日午後2時から大阪商業大学梅田サテライト(グランフロント大阪タワーA南館16階=JR大阪駅北側)です。

御取材のほどをよろしくお願いいたします。

 

◎全国大会そのほかのプログラム

前日の6月2日午後1時から、箕面市萱野2丁目の「暮らしづくりネットワーク北芝」を現地視察いたします。参加希望の方は事前連絡をお願いします。

6月3日に、早川名誉会長の記念講演に前後し、同じ大商大梅田サテライトで次のプログラムを行います。

・午前10時~12時、若手の本学会員中心の研究発表会

・午後1時~2時、居住福祉学会総会。この中で、居住福祉の実践活動をしている団体や個人に贈る「居住福祉賞」の贈呈式があります。今年は、東京の「NPO法人自立支援センターふるさとの会」と神戸市のホームホスピス「なごみの家」に贈られます。

・午後3時20分~5時30分、シンポジウム「居住弱者の地域移行と居住セイフティーネットの課題」。シンポジストは、「ふるさとの会」常任理事の滝脇憲氏、居住支援全国ネットワーク事務局長でNPO法人「やどかりサポート鹿児島」理事長の芝田淳氏、堺市ニュータウン地域再生室参事の古下政義氏、コーディネーターは大阪市立大学大学院教授の阿部昌樹氏。生活困難層や障がい者が地域社会で暮らすには何が必要かを論議します。

 

問い合わせは、以下の日本居住福祉学会の野村恭代事務局長(大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授)へ。

nomura@life.osaka-cu.ac.jp

Fax06-6605-3086

 

なお、「前触れ」記事にする場合、大会参加費が3千円であることをご明記ください。