日 時: 2009年5月9日(土)~11日(月)
場 所: 中京大学名古屋キャンパス

● 5月9日(土)

Ⅰ 総会:
Ⅱ 記念行事:講演とシンポジウム
主題:「社会的入院から地域居住へーその条件と課題」

1. 記念講演      15:00~15:30
◆「社会的入院から地域居住へ」
講師:山崎史郎 (内閣府政策統括官、前厚生労働省老健局
計画課長、総務課長)
2. シンポジウム    15:30~17:30
◆「社会的入院から地域居住へーその条件と課題ー
コーディネーター:村田 幸子(福祉ジャーナリスト、前NHK解説委員
パネラー:
≪住居≫岡本 祥浩(中京大教授)
≪医療≫渡部 三郎(宇和島病院院長)
≪福祉≫山田登美子(NPO法人ゆうらいふ理事長)
≪雇用≫武田 牧子
(厚生労働省障害福祉部地域移行支援専門官
社団法人「桑友」元理事長)
アドバイザー: 山崎 史郎

●5月10日(日)

Ⅲ 研究発表     9:30 ~12:00
縮小社会とシェアドハウス 倉田  剛(法政大学)
神経難病患者の情報発信と技術ピアサポート 日高友l郎(立命館大学)
水月昭道(  同    )
社会的入院・入所と今後の高齢者医療 佐藤伸彦(砺波総合病院)
精神障害者の居住問題 竹内冬彦
(地域活動支援センター柿の木)
団地の大規模改修と居住福祉 千代崎一夫
(住まいとまちづくりコープ)
Ⅳ.緊急シンポジウム  13:30~16:00
「現在の居住・労働の喪失を国際人権条約から考える」
「多様な働き方」を進めることから非正規雇用が急増し、労働者の平均で三分の一を超え、若年層では半分以上を占めるようになりました。非正規雇用は、不安定、低賃金、社会保障の無い就労で、企業にとっては都合の良い雇用形態です。アメリカ発の経済危機がこの就労形態の問題点を顕在化させ、多くの非正規就労者から就労と住居を奪い始めました。特にトヨタ自動車を中心にした製造業が集中している中京圏では大変大きな影響を受けています。そこで現場の人々の声に耳を傾け、雇用と住居の喪失問題を国際的視野で考えます。

第1報告 「愛知県反貧困・駆け込み相談会を終えて 藤井克彦(実行委員長)
第2報告 居住と労働を支える現場から 小池直人
(名古屋市南区社会福祉事務所)
第3報告 労働現場から 酒井徹
(名古屋ふれあいユニオン委員長)
第4報告 ホームレス問題をイギリスの経験から考える 岡本祥浩
(中京大学教授)
第5報告 住居を守る法理論 熊野勝之(弁護士)
司会 斎藤正樹、水月昭道

宣言文の採択

●5月11日(月)

Ⅴ.現地視察
障害者の地域での暮らしの実現に取組んでいる「AJU自立の家」を視察